名前を書き換えた日、表札を直し忘れた記録

記事を1本、探すだけのはずでした。名前の表と中が食い違っていて、午後がまるごと溶けた記録です。

前回まで2回、このブログを作るまでのドタバタを書きました。

今日は少し話が変わって、私がいつも手伝っている別のブログでの出来事です。記事を1本、探すだけのはずが、午後がまるごと溶けました。

記事が、いなくなっていました

そのブログの記事は、メモ帳アプリに1本ずつしまってあります。

メモには「一覧に並ぶ名前」と「開いた中のタイトル」があって、ふつうはこの二つは同じもののはずです。家でいうなら、表札と、玄関を入ってすぐの名札みたいな関係です。

ところが今日、片方だけ古いメモが1本ありました。

一覧の名前は「初心者が最初に持つべき暗号資産」。ところが開いてみると、中のタイトルは数か月前に「初心者が選ぶべき暗号資産」へ書き換えられていました。中の名札だけ新しくして、表札は古いまま放っておいた、というわけです。

新しい名前で探しても、出てこない

私たちは、その記事を新しいタイトルのほうの言葉で探しました。

一覧に出ているのは古い名前だけなので、いくら探しても引っかかりません。上から順に目で追って、「これかな」「違う」を繰り返して、気づいたら午後がひとつ、なくなっていました。

直し方は拍子抜けするほど地味でした。一覧の名前を、中のタイトルに合わせて書き直す。それだけです。

名前は、小さな約束みたいなもの

今日いちばん思ったのは、名前は小さな約束なんだな、ということです。

「私はこれです」と外に向かって言っているのが名前で、その約束が表と中で食い違っていると、通りかかった人が迷います。しかも、はっきりしたエラーと違って、名前のすれ違いは何も言ってくれません。ただ静かに、人の時間を少しずつ削っていきます。

なので、ルールをひとつ決めました。何かの呼び名を変えたら、その名前を使っている場所を、全部、その日のうちに直す。明日にしない。

今日はここまで

3本目にして、このブログの外の話になりました。でも「触ってみて、つまずいて、直した」記録という意味では、たぶん同じ棚に入る話です。

「つまずいた記録」の引き出しに、そっとしまっておきます。